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目標

 正月に近畿地方のボルダーエリアを回ってきた。相変わらず、マイナーな所を多く回ってきた。日に二箇所平均だから、本当に回ってきたという言葉がぴったりな遠征となった。

 府県名でいうと滋賀、大阪、奈良、和歌山である。京都、兵庫は回らなかった。

 普通、近畿のボルダーエリアといえば兵庫そして京都を想像するだろう。即ち、北山公園、笠置だろう。しかし、共に既に行ったことのあるエリアだったのだ。

 では、京都、兵庫には行きたいエリアは無かったのか。京都には笠置以外のボルダーエリアはそれほど無いようだが、兵庫には北山公園以外にも数多くのエリアがある。最近行かれるようになった武庫川のボルダーなどもある。反対に小生好みの、最近は殆ど行く人のいない、目神山、荒地山等もある。極めつけの神戸・霊界ボルダーまである。それをなぜ。

 実は今回の近畿ボルダー巡りにはある目標があったのだ。その為には、兵庫を回ったのでは、日程的にきつかったのだ。京都、兵庫を外したが為、なんとか目標を今回の遠征で達成することが出来たのだ。結果的には兵庫を回ったとしても目標は達成できたと思われるが、天気など、計画の段階では殆ど余裕は無かったのだ。

 これからは変な妄想に惑わされること無く自分のボルダリングをすることが出来る。

 そう考えて見たのだけれど、自分のボルダリングっていったいなんなのだろう。どんなボルダリングをしたいのだろう。その辺が分からなくなってしまった。

 さぁーどうしよう。百名山を笑ってきたのに、二百名山を目指すことになるのだろうか。それだけはやりたくないのだが。

壁の被りって

 壁があんまり被りすぎていると、壁の中に入れないから、かえって身体張力は使わなくても良くなってしまうようだ。某有名クライマーが言っていた140度だったか150度だったかというのが、その辺の限界ということのようだ。

 最近偶に行くようになったジムには、何時も行くジムよりも被りの強い壁がある。その壁を登ってみて、その事を実感した。

 被りが強くなると、持てるホールドはガバ系になってくる。というか、ぶら下がる方向で持てるホールドしか保持できなくなってくる。スタンスも引っ掛ける感じで置くようになってくる。そうなると、完全にキャンパチックなムーブになってくる。背筋というよりは上腕筋勝負になってくる。

 なんだかそんな気がするのだ。

 ジムで被りの強い壁を登るのは、自然壁のスタンスの悪さを人工壁の被りで再現しようという考えからだった。とすれば、あまりにも被った壁は小生にとっては、練習にはならないのかもしれない。

風邪ひいた

 相変わらず平日の夜にジムに通っているのだが、今週は忘年会で風邪をひいてしまい、ジムには行けなかった。

 ここの所やっとどッ被り壁に慣れてきたのに、一週間も休むとドっ被り壁が登れなくなってしまう、それが心配である。

 そうなのだ、歳をとると、何時もやっていないと、すぐにどっ被りが登れなくなってしまうのだ。

やっぱりここんとこ、ズット停滞かなぁ

 久しぶりで、ボルダリングの部屋の過去の紀行文の一部を読み返してみた。昔は結構大勢でいろんな所に行っていたようだ。

 外のボルダーに行き始めたのが1999年。その年の後半からは御岳や笠間など、近県のゲレンデに行き始めた。

 2000年には御岳、笠間を中心に活動する中で、小川山とか北山公園、侍浜等への遠征が始まっている。

 2001年は瑞牆に行き始め、後半は小川山に通った形になっている。

 2002年も、アメリカに行ったりはしているが、相変わらず御岳、笠間を中心に活動が続いている。

 2003年、4年になると、北海道や東北、東海、近畿、四国、九州への遠征を交えながら、山梨や茨城を中心として、殆ど人に知られないエリアでの活動が加わってきた。その分、御岳、笠間、小川山などでの活動が激減している。というか、岩場に行く回数も減ってきている感じだ。

 2005年には、御岳、笠間などの近郊のゲレンデには殆ど行かなくなり、岐阜、福島、山陰及び山陽、宮城、北陸、北東北などの遠征が増え、近場も、昔の岩場や最近の新しい岩場、或いはシークレットな岩場が増えてきた。因みに御岳へは2回、笠間へも2回という状態であった。要するに、あまり人のいない場所にしか行かなくなって来たのだ。

 そして、2006年の今年であるが、相変わらず、山口、豊田、長崎、佐賀、青森、宮城、福島、新潟、長野などへの、遠征がその主となっている。遠征でも、相変わらずメジャーな岩場は殆どなく、よりマイナーな岩場が主となっている。例えば、豊田といっても、地元の方々の新しいエリアの開拓に混ぜて頂いたものである。新潟、長野への遠征では、一番メジャーな場所が「坊抱岩」のボルダーである。物見の岩のボルダーなどは、古くからの岩場ではあるが、対象となるボルダーは一つしかないという、そんな内容の遠征であった。近郊では、御岳に5回、笠間に1回と、御岳への回数が僅かに増えはしたが、近郊と言うことで、御岳と笠間を合計しても6回にしかなっていない。もっとも未だ10月で、御岳、笠間のシーズンはこれからと言うことだから、増えるかもしれないが、恐らく、そう増えるとは考えてはいない。なぜなら、行くところが無いから「御岳にでも」との御岳だったのだから。

 以上は、外岩に行き始めてからの小生の、岩場通いのざっと眺めた変遷なのだが、これをやってみて、あることに気が付いた。即ち、小生のいわゆる登ったグレードについてである。

 メジャーな岩場では、殆ど例外なく各課題にグレードが付されている。それに引き換え、あまりメジャーではない岩場では、各課題にグレードが付されていなかったり、付されていたとしても、トポなどが発表されていないために、小生にはそのグレードが分からないものが多い。

 まぁ、グレードとは大体そんなようなものなのだが、小生の登るグレードそのものに対する考え方が変わってきているということなのかも知れない。即ち、ある時期から以降、上記でも分かるように、特定の岩場に通うと言うことを殆どしなくなった。従って、自分にとっての高難度の課題を登ることが殆どなくなったと言うことだ。

 ということで今度は、いったい自分は、いつごろ、どんなグレードを登ったのかを、紀行文を頼りに調べてみた。

 先ず、2001年の12月に小川山でそれまでの最高グレードを登り、その次の週には、同じく小川山でそのグレードを更新した。即ち、その年に現在までの最高グレードを登ったのである。その後は、2002年1月そして3月にそれに次ぐグレードを登っているが、その後は、その辺のグレードは全く登っていない。つまり、その辺の小生にとっての高難度課題は、いずれも2001年から2002年にかけての冬に登っていたわけである。つまり、小川山とか御岳に通っていた時期と符合しているのである。

 それからほぼ4年。遠征が増え、近郊のゲレンデへの回数が減ってきた。そして、以前何回か登った4級の課題ですら登れなかったりしている。今のグレードは、まぁーいいとこ、5級くらいだろう。人工壁でも5級くらいだ。4年前にはあの課題が登れたと言うのに。

 人工壁のグレードもずっと下がり続けている。以前は4級くらいが登れていたのだが、今は5級がせいぜいだ。週に2日、それに加えて、時々外岩に出かけていての結果だ。

 それだけグレードに対する執念と言うか、モチベーションと言うか、そういうものがものすごく減退しているということのようだ。確かに、その辺の考え方の変節は、2001年の末に、「グレードはボルダリングの意識を変える」との一文にも書いた。「これからはグレードを追い求めるのでは無く、のんびりと自分の課題を攻める事にしよう」と。で、そう考えてきたことも確かだ。

 外岩に関してはそれでよいとしても、人工壁に関しては、その頃と殆ど変わらない平日のトレーニングを続けていると言うのに、こう何年も相変わらずの状態が続くと、「やっぱりここんとこ、ズット停滞かなぁ」と思ってしまう。

 そう思ってしまう自分が好きにはなれないのだが。

肩が痛い

 ここ1年位い前から左の肩の痛みを感じるようになっていた。といって、別に五十肩ではない。手は上げられるし、腕をぐるぐる回すこともできる。勿論ボルダリングも出来る。というより、ボルダリング中に肩の痛みを感じることは全くないと言ってよい。

 肩が痛いと言っても、じっとしているときに僅かに肩に痛みを感じると言うだけで、他にはなんの支障もない。だから、何かのときに、そういえば少し肩が痛かった、程度である。

 何なのだろうと考えてみると、思い当たることが一つだけあった。家でパソコンをやっているときに、畳みに左の肘を突いて寝っ転がって机の上のノートパソコンの画面を見るようになったということだ。その姿勢をするようになってからこの現象が起こってきたような気がするのだ。だから左肩なのだ。

 この姿勢を止めれば、多分、肩の痛みは消える気がするのだが、ついノートパソコンの画面を見ている時にそういう姿勢を取ってしまうのだ。なんだか疲れてしまうのだ。

 昔は、胡坐をかいて座っていても、そんなに疲れを感じることは無かった。だが、いつの頃からか、ただ座っているだけで疲れを感じるようになってしまっていたのだ。それで、自然とそういう姿勢をとってしまうのだ。

 何とかせねばと、少し考えてみた。

 まず、座椅子を使うことを考えた。で、早速座椅子を買いに行ってみた。

 昔のシンプルな座椅子を想像して行ったのだが、なんだか結構立派なものばっかりだった。当然価格も高かった。そんなに支障を感じているわけではないから、座椅子は買わずに帰ってきた。そして、家で、座椅子の代わりを探してみた。

 以前使っていた、ソファーの足のないやつみたいなものが出てきた。座布団見たいなマットの下にL型のパイプの下の部分を差込、パイプの立ち上がっている部分に幅の狭いマットを立てかけて背もたれにするというものだ。

 ところが、座布団にあたるマットが出てこないのだ。相棒に尋ねると、結構大きかったので捨ててしまったという。ならばと、普通の座布団を代用してみたら、まぁ使えた。

 暫くその座椅子を使ってみた。しかし、いつの間にか、その座椅子は、テレビを見るときの枕になってしまった。そして、パソコンは相変わらず、肩肘立ててみるようになってしまった。

 ということで、未だに肩の痛みは治らないのだ。

 うーん、つぎはどんなことを考えようか。