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明礬水外岩編

 やっと明礬水を外岩で試すことが出来た。で、その報告を。

 結論から言うと、使えないかも、であった。

 使用場所は御岳。岩質はチャートだ。時期は10月中旬の夕刻近く。気温は、暖かくはない感じ、岩に触ると少しヒンヤリ感じた。

 明礬水を擦り込んだ手で岩を触ると、チョークで白くなっていた場所が黒くなって、ちょっと艶が出てくる。何となく湿る感じだ。で、何となく滑るような気がする。そこで、何時もの様にチョークを付けて岩を触ると、何時もの感触。チョーク無しの様に艶は出て来ない、気がする。

 その後は、何時もの様にチョークを使ってしまった。

 どうやら、明礬水を擦り込んでも、皮膚が直接岩に触れると、その体温で岩が結露する。そんな感じだ。室内で、人工ホールドでは効果が期待できる明礬水も、チャートの様に、触るとヒンヤリする岩では効果が薄れる、そんな感じがする。本当かどうかは分からないが。

 次は、笠間にでも行って、花崗岩で試してみたい。

 大いに期待していたのになぁ。