最近の掛け時計

 昨日、リサイクルショップで掛け時計を買った。一応電波時計である。しかし、取扱説明書はない。

 電池を入れて、時計の裏に貼ってあったチョットした操作方法のメモに従い、「標準電波の強制受信」ボタンを押した。すると、針がくるくると回り始めた。で、しばらくすると止まった。しかし、その時の正しい時間とは全く違う時間を指していた。

 操作方法メモには、「標準電波の強制受信」ボタンを押してから16分後に正しい時間を示すとある。そんなには待てないと、今度は「時刻合わせ」ボタンを押してみた。すると、針が適当に動いてから、勝手に止まった。これじゃー時間が合わせられないじゃん。仕方がないから、再度「標準電波の強制受信」ボタンを押してから、ほっておいた。

 しばらくしてから時計を見た。正しいと思われる時間を示していた。標準電波受信受信表示ランプも点滅していた。できた。

 夕方、壁に掛けた新しい中古の壁掛け時計を見ると、正しい時間を示していた。しかし、秒針が12時の所で止まっているではないか。あれっ。壁から外して、時計を平らにしたら、秒針が動き出した。時計を立ててみた。秒針が12時の所で止まった。あれー、時計を立てると秒針が止まってしまう。そういえば、以前の時計の末期にそんな症状を現わしていたっけ。この時計不良品じゃん。

 「強制受信」をやってみたり、電池を外してみたり、ごちょごちょ弄ってみた。時計を平らにすると秒針は動くのだが、垂直にすると秒針は止まってしまう。どうせ中古出だし、まぁ、我慢するしかないか。しばらくそのままにしていたが、何だかもやもやするので、再度時計を弄ってみた。

 一度電池を抜き、電池をセットし直して「強制ボタン」を押してから、後ろの壁に立てかけておいた。

 20分ほどしてから時計を見ると、秒針も動いていた。あれっ、治った? 手に取ってみると、やっぱり12時で秒針は止まった。平らにしたら、やっぱり動いた。なにっ、どうなってるの?

 早速時計のマニュアルをネットで探し、ダウンロードした。

 マニュアルを斜め読みすると、「明暗センサー (暗くなると秒針を止めます)」の文字が目に入った。へっ。

 虫眼鏡を探し出し、その下の細かい字を読むと、「明暗センサーが暗いと判断した場合、秒針は12時の位置で止まる。」とあるではないか。なにぃー。

 秒針の止まっている時計を電灯に向けて垂直にしてみた。秒針は動いた。電灯を遮ると、秒針は止まった。「受信表示ランプ」も、秒針と一緒に点いたり消えたりした。へぇー。壊れてないじゃん。正常じゃん。時計を掛けた場所は天井に近く、照明が影になり、夕方から夜には薄暗くなる場所だったのだ。

 最近の時計にはこんな省電地機能が付けられているなんて、全く知らなかった。便利といえば便利だが、年寄りからすると「余計な事するなっ」て感じ。なんか複雑。