ボルダラー宣言?

1999年6月24日記
 実は小生、平日夜間クライマーから平日夜間ボルダラーに転向しようかと考えています。

 というのも、一生懸命中級クライマーを目指して日夜修練を重ねてきたのですが、どうしてもグレードが上がってくれないのです。

 そこで、なんとか力をつけ、ムーブのバリエーションを広げようと、ここ1年近くボルダリングに専念してきました。そして、ムーブ的には2つから3つくらい上のグレードのムーブはこなせるようにはなったのですが、そのムーブが途中で疲れて続かなくなってしまうのです。

 要するに持久力が足りないのですね。ボルダリングをやってると持久力が落ちるといわれ、実際そうなったようです。

 じゃぁ今度は持久力を付けようと、ルートを登ってみたり、少し長めの課題をこなしたり、やってみたのですが、これがまた、それまではそんなに気がつかなかったのですが、平日の夜間だと時間の制約から、そんなに本数をこなせないということが分かったのです。だって、ルートだと、次のルートに取り付くまでに、それなりに休まないとだめですから。

 小生の様に、中高年になると、どうしても、若い人よりは体力の回復に時間がかかってしまうのです。ですから、次の登攀まで余計に休まなければならないのです。

 ということから、短絡的な小生は、持久力をそれほど必要としないボルダリングの方が、平日の夜間の練習には向いているのではないかと考えてしまったのです。

 やっぱり、ボルダリングでも若い人に比べると登る本数は格段に少ないのですが、短い時間でも、ルートよりは何か登ったーって充実感が味わえるのです。

 そして、中高年の目指す道はボルダリングだという結論を出してもいいかなって考えてみたのです。


 現在、世の中はボルダリングです。

 だって、外のボルダーって、落ちても多分死なないフリーソロなんです。でも、大怪我をするかもしれないっていう恐怖は味わえるのです。

 使う道具も靴とチョークにチョークバックだけです。お金持ちはマットを買ってもよいのですが、無い方がアドレナリンの放出は増えます。

 なんてったって、ビレイヤーの確保に頭を悩ますことも有りません。

 というようなことを主張するホームページも現われ、より深くボルダリングにのめり込みそうな雰囲気です。

 なんだかんだ、いろいろ考えてやっぱりボルダリングかなぁーって、考えているわけです。

 中高年は1kmとか5kmとかの距離をチンタラ走っても疲れてしまいます。でも、100mならなんとかチンタラ走れます。それも1kmや5kmを走るよりは早く走る事が出来ます。

 ですから、やっぱり中高年はボルダリングです。


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作成年月日 平成12年 3月19日
最終改定日 平成12年 3月19日
作 成 者 本庄 章